ロックスターランチャーの最新アップデートにより、『グランド・セフト・オート6(GTA 6)』と『レッド・デッド・リデンプション(RDR)』のPC版リリースが再び示唆された。このリークは、GTA Onlineに新たに導入されたBattlEyeアンチチートソフトウェアの影響で、誤って含まれたメタデータから発覚したものである。ロックスターゲームズは、以前にもランチャーの更新によるリークが的中した経緯があり、今後の公式発表に注目が集まっている。

リークによる『GTA 6』と『RDR』のPC版の可能性

最新のロックスターランチャーのアップデートにより、『グランド・セフト・オート6』(GTA 6)と『レッド・デッド・リデンプション』(RDR)のPC版リリースの可能性が浮上した。これまでもGTA 6のPC版は予想されていたが、公式発表はされていない。一方で、2009年に初登場したRDRは、PC版が出ていないことで長年待ち望まれていたタイトルである。この新たなリークにより、PCゲーマーの期待はさらに高まっている。

今回のリークは、GTA Onlineに新たに導入されたBattlEyeアンチチートソフトウェアの更新が原因で発生した。このソフトウェアの導入に伴うランチャーのアップデートによって、GTA 6やRDRのPC版に関連するメタデータが偶然にも発見された。これにより、両タイトルのPCリリースが近づいているとの憶測が広がっている。

ロックスターゲームズは過去にもランチャーの更新によるリークが的中した事例があり、今回も同様のシナリオが期待されている。

『GTA Online』におけるBattlEye導入とリーク発生の経緯

GTA OnlineにおけるBattlEyeの導入は、ロックスターがアンチチート対策を強化する動きの一環である。このソフトウェアは、オンラインゲームにおける不正行為を防止するために広く利用されており、GTA Onlineの公平なプレイ環境を維持するために導入された。しかし、このアップデートが意図せずにリークを引き起こしたことは興味深い。

BattlEyeの導入に伴い、ロックスターランチャー自体の更新も必要となった。この更新作業の中で、RDRのPC版に関連するメタデータが含まれていたことが判明したのである。さらに、GTA 6の開発コードネーム「プロジェクト・アメリカス」に関連するファイルも見つかり、GTA 6のPC版リリースが近いことを示唆している。

このように、単なるアンチチートの導入が、結果としてシリーズの次なる大作タイトルのPC版に関する情報をリークする事態となった。

「プロジェクト・アメリカス」と『RDR』のメタデータの追加

ロックスターランチャーのアップデートで発見された「プロジェクト・アメリカス」のファイルは、GTA 6のPC版リリースの最も具体的な証拠の一つである。「プロジェクト・アメリカス」は、GTA 6の内部開発コードネームとして知られており、2018年に初めて報じられた。このコードネームは、ゲームの舞台が複数のアメリカ大陸をまたぐものである可能性を示唆している。

また、RDRに関するメタデータの発見は、2009年にリリースされたオリジナル作品がついにPC版として登場する可能性を示している。これまで、RDRはコンソール専用のタイトルであったが、今回のメタデータの追加により、PCゲーマーの間で期待が再燃している。さらに、過去のリークや噂が次々と的中してきたロックスターの実績を考えると、これらの発見は無視できないものとなっている。

このメタデータの追加により、PC版のリリースが近づいているとの見方が強まっている。

過去のリークとロックスターの今後の動向

ロックスターランチャーのリークは、これまでにも的中してきた実績がある。例えば、2021年9月のアップデートでは、『グランド・セフト・オート トリロジー』のリマスター版がリークされ、その数日後には公式発表が行われた。このことからも、今回のGTA 6やRDRのPC版に関するリークも信憑性が高いと考えられている。

ロックスターはこれまで、公式発表前に情報が漏れることに対して無反応であることが多い。しかし、今回のリークが示唆する内容が正しければ、PCゲーマーにとっては待望のリリースとなるであろう。今後のロックスターの動向には注目が集まっており、公式発表がいつ行われるかが最大の焦点となっている。

過去の事例から、近いうちにさらなる情報が明らかになる可能性が高い。